圧縮・たわみ強度とも非常に優れた高強度セラミックインゴットを専用ファーネスで加圧形成し、ステイン法やレヤリング法で製作します。適合を重要視するインレー・アンレーに適しています。メタルフリーで生態親和性と審美的に優れています。
熱膨張係数 CTE(100-400℃)【10-6/K】 | 10.2 |
---|---|
熱膨張係数 CTE(100-500℃)【10-6/K】 | 10.5 |
曲げ強度(2軸)【MPa】* | 400 |
破壊靱性【MPa m0.5】 | 2.75 |
弾性係数【GPa】 | 95 |
ビッカーズ硬度【MPa】 | 5800 |
溶解性【µg/cm2】* | 40 |
プレス温度【℃】 | 915-920 |
*ISO 6872による
色のズレを色差と呼び、その値をE(デルタE)で表します。これを扱う表色系としてL*a*b*表色系が制定され、日本でもJIS(JIS Z 8729)となっています。
L*a*b*表色系ではL*で明度を表し、色相と彩度を示す色度をa*とb*で表します。a*とb*は色の方向を示し、+a*は赤、-a*は緑、+b*は黄、-b*は青のそれぞれの方向を示しています。数値が大きくなるに従って色が鮮やかになります。
L*a*b*はシステムやデバイスに依存しないこと、またRGBやCMYK(Bk) に比べて色再現領域が広いことなどから、カラーマネジメントシステムやソフトウェアの標準カラースペースとして用いられています。
弊社ではオリンパス クリスタルアイを使用して審美領域の修復物を製作しております。ご要望がありましたら、シェードテイキングにお伺いします。
通常のデジタルカメラの3bandRGBより広範囲の7bandを使用しているためより細かな色再現性があります。
一眼レフタイプデジタルカメラとモニター(キャリブレーションモニター)のディバイス間の色情報を合わせることによって、共通の色空間を持たせシェードの誤差を極力少なくするよう努めています。一眼レフタイプのデジタルカメラをご使用の先生方は模型と一緒にシェードデータ(メディア)を付けていただきますとより近いシェードで仕上げることができます。
レーザー溶接は、クラウンのコンタクトポイントやオクルーザルコンタクトの追加や金属床の修理、異種合金の接合などに多大な能力を発揮します。
レーザー溶接を併用することによって、埋没材を使わず適合の良いロングスパンのCr.,Br.やインプラントのソルダリングをすることができます。
シンフォニーはTアクリレートの採用により、重合度が高く、疎水性のため、吸水による劣化が少なく、また超微粒子マイクロフィラーと優れたシラン処理によりレジンとフィラー間に水が入り込まないため、そこからの劣化も少ないといわれています。そのうえビジオベータによる真空重合は重合度が高いためより劣化が少なくプラークがつきにくいという特徴を持っています。
ロカテック
適応症
パラジェットはエアーシリンダー注入式デンチャー製作システムです。
4気圧のエアープレスによりレジンを注入し、加圧下で重合させる為、重合収縮による寸法変形がほとんどありません。また、フラスコを固定してからレジンを加圧注入するためバリ取り操作が不要で正確な咬合高径を再現できます。フルデンチャー・パーシャルデンチャーはもとよりアタッチメントデンチャー・オーバーデンチャーやミリングデンチャーに適しています。パラエクスプレスは常温重合レジンで、加熱重合レジンにおいて生じる熱による膨張、収縮が少なく、経時変形が少ないことも長年の臨床で証明されているレジンです。また厳しい国際規格に準拠したからだに優しい生体親和性材料のみを使用していますので安心です。第3級アミンを含有しない特殊な重合触媒方式のため、残留モノマーを低く抑え、色調安定性にも優れています。